ヒグチ タロウ   HIGUCHI Taro
  樋口 太郎
   所属   大阪経済大学  経済学部 経済学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/02
形態種別 著書
標題 やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ よくわかる教育課程(第2版)
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 ミネルヴァ書房(京都)
巻・号・頁 68-73頁
総ページ数 6
担当範囲 ①Ⅶ カリキュラムの社会学 1 近代学校批判、②Ⅶ カリキュラムの社会学 2 カリキュラムの社会理論、③Ⅶ カリキュラムの社会学 3 教育と平等
著者・共著者 田中耕治編著、樋口太郎、他30名
概要 本書は、新任教師や初学者を対象とし、カリキュラム論の全体像と最新の知見を学べるテキストである。図・グラフ・表を多く掲載し視覚的にわかりやすい、専門的な用語に簡潔な解説をつけ理解しやすい、参考文献を明示してさらに文献を読み進めていくための手がかりとなる、などの特長がある。
①では、フレイレとイリイチをとりあげ、二人が近代教育批判の外側に跳躍する困難を生きることへの肯定、希望によって乗り越えようとしたことを論じた。②では、学校で潜在的に何が教えられているかというミクロな視点に立つ「カリキュラムの社会理論」や、カリキュラムをイデオロギーではなく自律したシステムとして観察する社会システム論をとりあげた。③では、「平等理論」の展開を「正」から「善」への流れとして捉え、そこに所得の再分配などの「事後の保障」だけでなく、教育などの「事前の保障」を重視する傾向を見出した。