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ヒグチ タロウ
HIGUCHI Taro
樋口 太郎 所属 大阪経済大学 経済学部 経済学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/02 |
形態種別 | 著書 |
標題 | グローバル化時代の教育評価改革――日本・アジア・欧米を結ぶ |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本標準(東京) |
巻・号・頁 | 84-87,148-153頁 |
総ページ数 | 10 |
担当範囲 | ①序論 学力・能力観をめぐる議論の高まりとどう向き合うか、②小括 学力・能力観をめぐる議論を読み解く |
著者・共著者 | 田中耕治編著、樋口太郎、他21名 |
概要 | 本書は、学力テストの時代にあって、「評価を教育改善に生かす時代」を築くために諸外国の模索から学ぼうとするものである。
①では、「第2章 学力・能力観をめぐる議論」の導入として、学力研究の成果を確認するとともに、新たな能力観としてのコンピテンシー概念について予備的説明を加えた。 ②では、OECD、ユネスコ、EUなどの国際機関や、フランス、ドイツ語圏、中国など各国での学力・能力をめぐる議論の整理をおこなった。そこから、教養とコンピテンシーをめぐる対立軸、主権国家の生成と変容、多様性の承認という三つの論点が見出された。これらの問題は、国家を超える統治機構に教育をめぐる政治権力が委譲されつつあるなかで生じていると考えられる。 |