マジマ ヒロアキ   MAJIMA Hiroaki
  眞島 宏明
   所属   大阪経済大学  経営学部 ビジネス法学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/05/10
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 企業のブランドマーケティングに対する知的財産部門の関与のあり方についての一考察
執筆形態 単著
掲載誌名 パテント
掲載区分国内
出版社・発行元 日本弁理士会
巻・号・頁 74(5),102-109頁
総ページ数 8
概要 知的財産部門がブランドの権利化に直結する業務を担う以上、知的財産部門は当然、企業のブランドマーケティングに対して積極的に関与しなければならない。そして、知的財産部門は、他部門からの発案や要請を受け、専門的知識・経験に基づいて見解を提示する受動的関与のみならず、他部門に向け、知的財産部門がその専門的知識・経験に基づいてブランドマーケティングの出発点となる新たなアイデアを自ら提案する能動的関与も行うべきである。もっとも、知的財産部門は、知的財産に関する知識や経験が高度な専門性を有しているがゆえに、たとえば知的財産の権利確保を最優先に位置付ける等、視点に偏りが生じる危険があるため、ブランドマーケティングの最終決定に過度に関わるべきではないと考えられる。