コマキ ヤスユキ   KOMAKI Yasuyuki
  小巻 泰之
   所属   大阪経済大学  経済学部 経済学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/04
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 労働関連統計にみられる人口減少と高齢化の影響 ~九州地域の場合~
執筆形態 単著
掲載誌名 基礎研レポート
掲載区分国内
出版社・発行元 ニッセイ基礎研究所
概要 九州域内については若年層を中心に人口流出による労働力人口の減少が直接的に求職者の減少につながっている。他方、近年、求人は建設業や製造業は減少傾向にあるものの医療・福祉を中心に増加しているが、就業の増加につながっていない。つまり、求人増が求職者のニーズに合致していない形で増加していることから、求職者の減少及び求人の増加の両面から有効求人倍率は改善を示している可能性が考えられる。特に、今次の改善では求職者の減少の寄与が大きくなっており、労働需給におけるミスマッチが九州各県の有効求人倍率を見かけ上改善させている可能性が指摘できる。