コマキ ヤスユキ   KOMAKI Yasuyuki
  小巻 泰之
   所属   大阪経済大学  経済学部 経済学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/07
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 CPIとGDPデフレーターにおける乖離について -家計消費デフレーターとCPI-
執筆形態 共著
掲載誌名 基礎研レポート
掲載区分国内
出版社・発行元 ニッセイ基礎研究所
著者・共著者 矢嶋康次
概要 代表的な物価指標であるCPIとGDPデフレーターは,捕捉範囲や作成方法の違いから,両統計には乖離があることが知られている.CPIとGDPデフレーターを比較すると,2000年以降,概ねCPIは種々のデフレーターの上方に位置している.また,2007年7-9月期以降CPIが上昇(下落)する局面で種々デフレーターは下落(上昇)するなど,全く異なる動きを示している.CPIとHDCデフレーターとの乖離(平均-1.09%)は,?指数算式(-0.20%),?ウエイト(-0.24%),帰属家賃の推計方法(0.15%)を調整すれば,CPIとデフレーターの乖離は-0.45%程度 まで縮小が可能であり,時期によってほぼ一致している.両統計は同じ家計消費の物価動向を表現していると考えられる.