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コマキ ヤスユキ
KOMAKI Yasuyuki
小巻 泰之 所属 大阪経済大学 経済学部 経済学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2013/12/08 |
発表テーマ | アベノミクスの検証-物価連動債を用いた期待インフレ率の計測 |
会議名 | 中国人民大学経済学院セミナー |
主催者 | 中国人民大学 |
学会区分 | 国際学会 |
招待講演 | 招待講演 |
開催地名 | 北京,中華人民共和国 |
発表者・共同発表者 | 小巻泰之 |
概要 | 本論では,インフレ連動債から得られる期待インフレ率(BEI)を基に,アベノミクスの効果を分析する.結果を要約すると,アベノミクスによるインフレ期待への効果は,政権交代への期待要因が大きい.民主党政権時の金融緩和政策の強化の効果の方が小幅だが効果が高かったとの評価が可能である.2013年5月以降のインフレ期待の低下は,アベノミクス2の矢(財政政策)及び3の矢(成長戦略)が影響している.実際,政策の中身を比較すると,アベノミクスでの金融政策は2012年以前の政策を一部的に強化するものであり,異質な金融政策とは言えないのではないかと考えられる. |