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フジモト タカシ
FUJIMOTO Takashi
藤本 髙志 所属 大阪経済大学 経済学部 経済学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2023/10/22 |
発表テーマ | 農林業問題研究への多様な接近: 都市と農村における混在化した地域資源の発掘と持続的利用(大会シンポジウム座長解題) |
会議名 | 第 72 回地域農林経済学会大会シンポジウム |
主催者 | 地域農林経済学会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 龍谷大学(瀬田キャンパス) |
開催期間 | 2022/10/22~2022/10/23 |
発表者・共同発表者 | 藤本髙志 |
概要 | マクロ、ミクロ、メゾの3つの視点から、都市近郊における農業資源の持続可能な利用について議論された。
マクロな視点 秋田博士は、食料生産と住宅の混合利用が、現代都市にとって理想的であると主張した。この混合利用によって、生産者から消費者への直接販売が可能になる。その後、緑地保全政策として、都市計画に農地保全を組み込む必要性が議論された。 ミクロな視点 八木博士は、農業経営体とその地域のステークホルダーとの間で良好な関係を維持する必要があると主張した。その後、都市化された地域における農地集積や農地相続に関する課題が議論された。 メゾな視点 野田博士は、地域資源を持続的に利用するためには、資源がコミュニティによって管理され、コミュニティがその資源に対して、入会地(コモンズ)のような社会的な権利を持つことが重要であると主張した。その後、このような社会的な権利を、法的手続きによって付与すべきか、行政的手続きによって付与すべきかという点が議論された。 最終的には、このような権利を物権としてではなく、一身専属権(個人的な権利)として主張することで、行政手続きだけでなく、法的手続きを通じても権利を付与できる可能性が示された。 |